労苦亭備忘録

記録用です。

2020/8/12の日記 美内すずえヒューマニズム

美内すずえが1975年に描いた「冬のひまわり」という短編があるんだけど、いい学校に入ってお金持ちの家の将来有望な彼氏を作るのよ!と母親に言われるのを無視して、ロマンを求めて冬のひまわりを探すためにひたすら登山をする主人公が良い。

美内すずえヒューマニズム重視の作家で、反安倍政権であることを表明している。

すべからくヘテロエンドに持ち込まれるのは、惜しくもあるけど、子どもに読ませる漫画としてはうってつけ。

いい奥さんになって贅沢をして暮らすよりも、貧乏でもいいから夢を追い求めたい、そんな少女の心を肯定してくれる漫画なのです。

女性として生きるのではなく、人間として生きるのだ、人間としてやりたいことをやるのだ。

それが本当のしあわせだよね。という価値観で描かれてます。

思えばこういう漫画を読んで育ってきて、私の内面にはいつのまにか美内すずえヒューマニズムがインストールされてるんでしょうね。